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マイホームブック(byスターフォレスト) > 不動産・住宅購入マニュアル > 鉄筋コンクリート(RC)造と鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造の構造の違いとメリット・デメリットを解説

2018-04-02

鉄筋コンクリート(RC)造と鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造の構造の違いとメリット・デメリットを解説

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賃貸物件の情報には、間取りや家賃、設備、最寄り駅からの所要時間など、さまざまな情報が記載されています。そのなかに、「RC」や「SRC」といった表記があります。これは、物件の構造を示すものです。

物件の構造といってもあまりピンとこないという方もいるかもしれませんが、物件の構造は住み心地にも影響する重要なポイントです。構造の種類、特にマンションに多い鉄筋コンクリート(RC)造と鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造について、その特徴を理解しておきましょう。

よく聞く「RC造」「SRC造」とは

賃貸物件の構造としてはいくつかの種類がありますが、賃貸物件情報などで目にすることが多いのは「鉄筋コンクリート(RC=Reinforced Concrete)造」「鉄骨鉄筋コンクリート(SRC=Steel Reinforced Concrete)造」「鉄骨(S=Steel)造」「木(W=Wood)造」の4種類です。

これらの「鉄筋コンクリート」「鉄骨」などは、建物の構造として用いられている材質を示しており、「RC」や「SRC」などのアルファベットは、その材質の略記です。一戸建ての場合は木造が多く、対してマンションの場合はRC造やSRC造が多くなっています。

RC造は、物件の柱や梁、壁、床などが主に鉄筋とコンクリートで構成されている建物。鉄筋とコンクリートを組み合わせることによって、マンションを維持するのに必要な強度を出しています。SRC造は、主に鉄筋・コンクリート・鉄骨で構成されている建物で、それぞれの材質の特性を生かして変形のしづらさとしなやかさ、耐火性を備えているのが特徴です。

鉄筋コンクリート(RC)造と鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造の違い

似ているように思われるRC造とSRC造ですが、その特性には違いがあります。RC造はコンクリートの芯に鉄筋を入れ、鉄筋とコンクリートを合わせることで強度を高めています。加えて、柱や床、壁などがコンクリートでできていることから、遮音性や耐震・耐火性、断熱性などにすぐれているのが特徴で、10階未満の中低層マンションで採用例が多くあります。

他方、SRC造は、コンクリートのなかに入れる材質として鉄筋と合わせて鋼材を使っており、RC造に比べてしなやかさと強度が増強されているのが特徴です。建築コストが高額になるため、中低層のマンションよりも高層マンションで採用されるケースが散見されます。

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鉄筋コンクリート(RC)造のメリット・デメリット

RC造の大きなメリットとしては、遮音性の高さがあります。RC造の遮音性は木造の約10倍ともいわれ、音を気にする方から特に高い人気を獲得しています。コンクリートの特徴をそのまま生かした「打ちっぱなし」はデザイン面でも人気。気密性が高いため暖房の熱も逃げにくく、高い耐震性・耐火性も住まいの安心につながります。

RC造にもデメリットはあります。建物の重量が重くなるため軟弱な地盤には適さないこと、熱伝導率が高く外の熱を室内に伝えやすいために夏は暑く冬は寒くなりやすいこと、気密性が高いことの裏返しとしてカビの発生につながりやすいといったことです。賃貸物件であれば家賃も高くなりがちな点もデメリットといえるかもしれません。

鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造のメリット・デメリット

RC造とS造の長所を合わせもったSRC造の大きなメリットは、さまざまな構造のなかで耐震性・耐火性がトップクラスである点でしょう。柱や梁などが比較的小さくても強度や耐震性を高く保つことができるため、高層マンションや超高層マンションにも多く採用されています。

SRC造のデメリットとしては、建築コストが高くなること。賃貸物件であれば関係ないように思われるかもしれませんが、建築コストの高さは家賃に反映されます。実際、SRC造の賃貸物件の家賃は、さまざまな構造の物件に比べて割高になる傾向があります。

マンションに住むならRC造とSRC造の違いを勉強しておこう

物件の構造は、生活にはそれほど影響しないように見えるかもしれませんが、実は影響がとても大きい部分です。先に述べたRC造やSRC造のメリット・デメリットを見ても、防音性、気密性、断熱性などは住み心地に直結する要素です。マンションに住もうと考えるのであれば、構造の違いとそれぞれの特性を一通り理解しておくことで、自分が望む住環境を手に入れやすくなります。

おわりに

マンションの構造も、それぞれメリットもあればデメリットもあります。RC造やSRC造の物件の特性をきちんと理解することで、その人気の高さの理由である機能性や快適性をより理解できるようになり、その住み心地のイメージがわくようになるでしょう。