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マイホームブック(byスターフォレスト) > 不動産売買お役立ち > 開放感があるけれど冷暖房効率が下がる? 吹き抜けのある住宅のメリット4つとデメリット4つ

2017-09-13

開放感があるけれど冷暖房効率が下がる? 吹き抜けのある住宅のメリット4つとデメリット4つ

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家を入っていくと、1階から2階がひと続きで天井のない空間が広がり、大きな窓から日差しがふりそそぐ……吹き抜けのある住まいは、多くの方が一度は憧れるのではないでしょうか。吹き抜けは開放感、採光性、風通しがよくなるだけでなく、住宅をよりすてきに、おしゃれにみせてくれます。

しかし、利点の多い吹き抜けにも、気になる点も。人生に何度とない大きな買い物である住宅。憧れだけで突き進んで、住んでから後悔するといったことのないように、吹き抜けのメリットとデメリットもきちんとおさえておきましょう。

吹き抜けの住宅に住むという憧れ

階層ごとに区切られた普通の住宅と異なり、上の階と下の階の区切りを取り払って空間を連続させている吹き抜けは、その分空間が広くみえます。加えて、上階からの日差しを下の階に届けることができるため、広々とした空間がやわらかな明るさに包まれるのです。

そんな空間に、センスのいい家具や小物を配置すれば、家はよりすてきな雰囲気を演出することができます。このイメージに憧れを感じて人気が集まるのも無理はありません。その半面、吹き抜けには、大変な点も少なくないのです。

そんな吹き抜けのメリットとデメリットをみていきましょう。

吹き抜けのある住宅のメリット4つ

開放感がある

開放感を生み出して、部屋を広く感じることができる――これが、吹き抜けの最も大きなメリットでしょう。2階の天井まで見渡せる縦の高さによって、部屋が多少狭くても圧迫感を感じずに済むという人間の視覚作用がうまく活用されています。

吹き抜けには採光のための窓が付けられることが多く、それによってさらに開放感が増すのです。

採光性が高い

多くの家では近隣に建物があり、1階に大きな窓を作っても部屋の奥まで照らせるような日当たりは期待できません。しかし、吹き抜けで2階部分や天井に窓を付ければ、高いところから日差しを入れることができるようになります。

室内が自然と明るい家というのは、やはり雰囲気がいいものです。

風が通りやすくなる

間取りや窓の場所などにもよりますが、縦に広い空間を作ることで空気の循環をうながし、風が通りやすくなります。天井にシーリングファンを取り付ければ、空気が撹拌され、空気がより循環しやすくなります。

家族の気配を感じられる

吹き抜けを設けると、広い範囲が一つの空間でつながります。そのため、ドアや床で遮られる普通の家に比べて、家のあちこちにいる家族の気配を感じやすくなるのです。

吹き抜けに面した位置にカウンターを作って家族が自由に使えるスペースにすると、家族の距離をより近く感じられるでしょう。

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吹き抜けのある住宅のデメリット4つ

冷暖房の効率が下がる

吹き抜けで最も気になるデメリットが冷暖房の問題でしょう。空間が広がればそれだけ冷やしたり暖めたりする体積が増えるため、快適な温度へ到達するまでの時間がかかり、光熱費も高くなる傾向があります。

また、暖かい空気は上に、冷たい空気は下に流れる性質があるため、きちんと循環させないと家の中に著しい温度差が生じ、過ごしづらい場所ができてしまうことがあるでしょう。

2階のスペースが狭くなる

1階から2階に空間を広げている吹き抜けは、その分2階の床面積を少なくしているということになります。人数の多い家庭では、部屋の数や収納スペースを削ると生活に支障が出る可能性もあり、代わりの工夫が必要でしょう。

掃除の手間がかかる

吹き抜けの上層部分は空間ですから、それだけ手が届きにくくなり、手入れが大変です、天井、天窓や採光用の窓、照明器具、シーリングファン、壁……そういった場所の掃除をはじめ、消耗品の交換、結露の対策などは方法を考え準備しておく必要があります。

音やにおいが2階まで響いてしまう

1階から2階までが一つの空間でつながる吹き抜けは、気配だけでなく音やにおいも伝えてしまいます。1階の調理のにおいが2階へ流れたり、2階のテレビの音が1階へ聞こえたりというのは普通に起こることです。

親と子ども、2世帯住宅のそれぞれの世帯などでは深刻な問題になり得ますから、十分な検討が求められます。

おわりに

吹き抜けのある住まいは、圧倒的な開放感や心地よさを生み出す明るさなど、魅力の多いものであることは間違いがありません。しかし、その開放感ゆえのデメリットというものも生じてしまいます。居住者の家族構成や、住宅に何を求めるかによっても、そのメリットとデメリットの感じ方は違うでしょう。

吹き抜けのある住宅でどのようなことが起こり得るかということを十分に理解し、それが自分や家族にどのように作用するかを見極めたうえで、判断してくださいね!