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マイホームブック(byスターフォレスト) > 不動産売買お役立ち > 南向きだけが住みやすい家じゃない! 東西南北それぞれのメリット・デメリットを比較

2017-09-13

南向きだけが住みやすい家じゃない! 東西南北それぞれのメリット・デメリットを比較

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住まいを選ぶときに日当たりを重視する方が多い日本では、「南向き」の住宅が最上であるとする傾向があります。高温多湿という日本特有の気候では、南向きで日当たりがよく、暖かい風の入りやすい住まいが古くからよしとされてきたのです。

しかし、住まいを選ぶにあたって、南向きの住宅が絶対にベストで、南向きであればいい日当たりを得られるといえるのでしょうか?――答えはNo。南向きの物件にも、向き不向きや注意すべき点があるのです。

そして、北向き、東向き、西向きの物件にも、デメリットばかりでなくメリットも存在しています。

日本では無条件に南向きの住宅がいいと信じられる傾向がある

日本においては、「南向きの住宅がベストである」と半ば無条件に信じられている向きがあります。しかし、南向きであれば1日中必ず日が差しているかといえば、そういうわけではありません。実際に日当たりがよかったとしても、そのために受けるデメリットもあります。

反対に、北向きの住宅は、日当たりが悪くて湿気がこもり、冬場は寒そうといったよくないイメージをもたれて敬遠されがちです。しかし、北向きの住宅には北向きなりのメリットもありますし、同様に、東向き・西向きの物件にも、それぞれのよさも悪さもあります。南向きの住宅だけが選ぶべき物件ではないのです。

南向きの住宅のメリット・デメリット

メリットはやはり、日当たりがいい傾向にあり、冬でも暖かさを保ちやすい点にあります。とはいえ、南側に大きな建物があれば期待するほどの日当たりが得られないこともありますし、ほかの建物などが近接している場合は日中でもカーテンを閉めっぱなしにしなければならないということも。

また、日当たりのよさの反面、夏は暑くなってしまうのは、南向きの大きなデメリットです。物件が高層階であればなおのこと日当たりがよすぎることもあります。朝日が入らないというのも、朝早く起きるライフスタイルの方には適さないかもしれません。

北向きの住宅のメリット・デメリット

一般的にイメージのよくない北向きですが、南向きの住宅に差し込む直射日光よりもやわらかい間接光で部屋の明るさを保つことは十分できます。夏も暑くなりづらいというのは、高温傾向の進む近年の夏においては喜ばれるメリットです。

とはいえ、直射日光のような強い光を求める方にとっては、北向きの住宅に入る日当たりは弱いと感じられるかもしれません。また、湿気がこもりやすいというのもデメリットですが、窓があれば風通しも確保できますし、新しい物件であれば24時間換気システムも備わっているため、北向きだからといってジメジメしているとは限りません。

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東向きの住宅のメリット・デメリット

南向きの住宅には入らない朝日が差し込むのが、東向きの住宅の大きな特徴です。人間の体内時計は朝日を浴びることでリセットされるといわれるため、朝型生活を送る方には適しています。視界がひらけていれば、早起きしてきれいな朝日を眺めることも可能です。午後になると日が当たらなくなるため、夏の午後は涼しく過ごせます。

ということは、洗濯物を干すなら朝のうちから干しておく必要がありますし、冬の午後は寒くなるということでもあります。そうした状況がライフスタイルに合わない場合、東向きの住宅はデメリットが多いということになってしまうでしょう。

西向きの住宅のメリット・デメリット

東向きと反対に、午後から日が差し込むのが西向きです。その日差しで午後から暖まるため、冬でも午後の時間帯は部屋が暖かく、洗濯物も午後からが本番といえるでしょう。視界を遮るものがなければ、夕日を楽しむことも可能に。反面、夏の午後は西日が強くなるというのは敬遠されがちな点です。

周りの環境によって日当たりや住みやすさは変わる

多くの住宅は周辺にいろいろな建物があり、日が入る経路をほかの建物に遮断されてしまったり、近接する建物の関係でカーテンを閉めざるを得ないということも少なくないでしょう。そうなれば、南向きであっても日当たりが悪くなりますが、その場合には採光面だけでなく、高窓やトップライトから採光を得るという方法もあります。

それに、住宅の住み心地を決めるのは日当たりだけではありません。住宅は方角だけでなく実際の環境を確認し、加えて周辺の環境を確認して、総合的な住み心地を見極めることが非常に大切です。

おわりに

肝心の日当たりも、南向きだけがいいというわけではありません。条件反射的に「南向けじゃなきゃだめ」とするのではなく、東西南北それぞれのメリットとデメリットを比較することで、これまで除外していた物件の思わぬよさに気がつくこともあるでしょう。

物件選びで希望する項目は人によりますが、日当たりだけで選ぶわけではない方がほとんどです。総合的にみて「理想の住まい」にできる条件を秘めているかどうか、反対に好むライフスタイルを阻害する要因がないかどうかといったことを考えて選ぶようにしましょう。