• TOP
  • 住宅購入
  • リフォーム・リノベーション
  • お金・制度
  • 地域紹介
  • コラム
マイホームブック(byスターフォレスト) > 不動産・住宅購入マニュアル > インスペクション(住宅診断)を実施するメリットと費用の目安について

2018-01-24

インスペクション(住宅診断)を実施するメリットと費用の目安について

shutterstock_386813704


突然ですが、最後に健康診断を受けたのはいつごろでしょうか?最近受けたばかり、という方はご自身の健康状態を明確に把握できているので、治療の必要ある箇所があるかもしっかりとおわかりですよね。

もう随分と受けていない…という方は、「日々の中で不調はまるでない!」と思っていても、実は気付いていないだけで何か病気がひそんでいるかもしれませんよね。

これまで健康状態を把握していなかったことに焦る方もいらっしゃいますが、これはお住いになっている住居に関しても同様です。

インスペクションとは?

インスペクションという言葉は住宅検査を意味し、ズバリ住宅の「健康診断」です。

健康診断といっても、壁紙の剥げや床材の傷みなどを自己申告するようなものではなく、第三者機関が行うので、とても信頼度のたかいものです。

一般的に、住宅に関する知識を豊富に持ったインスペクター(住宅検査士)や住宅診断士などが、第三者的であり、かつ専門的な知識を持った立場から、対象の住宅の現状、劣化度合い、破損の具合などを見極めてアドバイスします。

この一連の検査を「インスペクション」と呼びます。

shutterstock_170685152

売り主がインスペクションを実施するメリット

住居を売却する場合に、住宅のデメリットばかり見つけられてしまっては気が滅入りそうですが、実はそうではなく、売却するときにこそ欠かせないのがこの「インスペクション」なのです。

売り主がインスペクションを実施する場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。

公明正大な状態で売却できる

思い入れや思い出のたくさん詰まった我が家は、自分の目から見ると「多少の傷や汚れ、破損はあっても、キレイに住んでいたので大きな問題はないはず!」と思ってしまいがちです。

しかし、売却すると決めた以上、その住居は「売り物」です。住んでいた自分自身がどのように感じるかはもちろん大切なことですが、心情を挟まない第三者によるフェアな判断をしてもらうことで、買い主にも公明正大に住居の状態を伝えることができます。

修繕する箇所を知ることができる

「このあたりは修繕しておいたほうがいいかな?」などと言った、自己判断ではムダな修繕をしてしまって、肝心な箇所を忘れてしまうという可能性もあります。

しかし、第三者が専門的に検査すれば、買い主に引き渡しを行う前に修繕しておくべきポイントをしっかりと教えてくれるので、素人判断でのムダを減らすことができます。

買主がインスペクションを実施するメリット

もし、売り主がすでにインスペクションを行っていたとしても、買い主はインスペクションをするメリットが存在します。それはどのようなものでしょうか。

02

買っていい住居か見極めてもらえる

インスペクターの専門的な視点から、検討している住居が購入に見合うものなのか、見極めてもらえます。

住居の内容が金額とマッチしているのか、修繕されていない箇所を買い主がきちんと把握できているのかも見てくれるでしょう。

メンテナンス費を教えてもらえる

万が一、買った後に買い主がメンテナンスを行わないといけない箇所があったとしても、おおよその予算をインスペクターが教えてくれるでしょう。その見通しも含めて購入検討することができます。

中立的な立場で売り主に対して行動できる

「なんとなく、売り主には直接言いにくい…」といった事があった場合に、インスペクターが中立的な立場で売り主に対応や説明を求めることが可能です。

家の履歴書作成

インスペクターが作成してくれたホームインスペクションの報告書は、家の履歴書として残せます。次に売却をする際にも役立つでしょう。

インスペクションにかかる費用の目安

インスペクションの検査にはレベルがありますので、そのレベルによっても費用は異なってくると考えておきましょう。

目視によるインスペクション

ホームインスペクターが目視で住宅を検査する場合には、(委託する会社にもよりますが)一般的に5~6万円程度となります。

機材を使用するインスペクション

複雑な間取り、より専門的な知識・機材が必要なインスペクションとなった場合には10万円を超える場合もあります。

インスペクションは「安心」を買えるのが大きなメリット

売り主にとっても、買い主にとっても、インスペクションは大きな安心につながります。

何か後ろ暗い気持ちがありながら住居を売るのは決して好ましくありませんし、当然売却の後にトラブルとなる可能性があります。

また、買い主としてもきちんと安心できる報告書があれば、不安な気持ちを抱えながら大きなお買い物をしなくて済みます。

一見費用がかさむように見えますが、住居の購入でトラブルを回避できると考えれば、十分安いものでしょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。「インスペクション」と横文字で聞くと耳慣れない感じがしますが、住宅の健康診断、と言い換えればその意味も重要性もお分かりいただけたのではないでしょうか。

住まいは、ご自身のQOLに大きな影響を与えます。確実な効果のあるお守り、と思ってまずはホームインスペクターを探してみてはいかがでしょうか。