• TOP
  • 住宅購入
  • リフォーム・リノベーション
  • お金・制度
  • 地域紹介
  • コラム
マイホームブック(byスターフォレスト) > コラム > 今話題のローイーガラス!補助金も使えて結露も防げる?メリット・デメリット教えます。

2018-07-20

今話題のローイーガラス!補助金も使えて結露も防げる?メリット・デメリット教えます。

shutterstock_595187249


一般的な住宅に必ずといっていいほど備えられている「窓」は、家のなかに開放感や採光、通風をもたらす重要な要素ですが、同時に住宅の熱を逃してしまいやすいところでもあります。また、なかには、家の内外の温度差から結露が生じてしまうことも。

そうした窓には実に多くのタイプがありますが、近年高い注目を集めているのが「ローイーガラス(Low-Eガラス)」です。ローイーガラスはすぐれた断熱性と遮熱性をもち省エネ性能の高い材質であることから、国も普及を推進。ローイーガラスの採用に補助金を受けられることもあるのです。

ローイーガラスとは

「ローイーガラス(Low-Eガラス)」の「Low」は「Low(低い)」、「E」は「Emissivity(放射率)」を意味する言葉で、ローイーガラスとは「低放射率ガラス」のこと。「放射率」の値が低いガラスほど断熱性が高く、普通の単板ガラスの放射率がおよそ0.85程度であるのに対して、ローイーガラスの放射率は0.1以下です。

銀や酸化亜鉛といった特殊な金属の膜で表面がコーティングされたローイーガラスは、外の熱気や日差しを遮断し、室内の温かさが外に逃げるのを防ぎます。そのため、室内を快適な温度に保つことができるというわけです。

2枚で1セットの「ローイー複層ガラス」として使われるのが一般的で、2枚のガラスにはさまれた空気の層が遮熱効果と断熱効果を高めています。そして、ローイーガラスは結露が発生しにくいというメリットもあり、カビなどの繁殖防止にもつながります。

メリット・デメリットについて

前項でふれたとおり、ローイーガラスの大きなメリットとしては、すぐれた遮熱性・断熱性や、結露防止効果が挙げられます。そのため、冷暖房も効率的で省エネにもなりますし、特殊な金属膜で紫外線を大幅にカットする効果も。入居者の日焼けだけでなくカーペットや家具の日焼けや色あせも防げます。

また、ローイーガラスにさらに加工を施すことで、割れにくく万一割れても破片が飛散しづらいガラスや、一般的な単板ガラスに比べて音を伝えにくいガラスにすることができ、防犯・防音効果を高めることも可能です。

一報で、特殊金属膜でコーティングされたローイーガラスは、金属の影響でガラスに緑や青、ブロンズのような色みがついて見えます。決して濃いものではありませんが、外壁や内装とのバランスや色の見え方が気になる方もおられます。現物を確認したうえで採用を判断するのがいいでしょう。

shutterstock_1032321175

気になる費用と使える補助金

気になるローイーガラスの費用感は一般的な単板ガラスに比べて数倍に及ぶとされ、ローイー複層ガラスの平均的な価格は1平方メートルあたり約3万年から4万円ほどです。ガラスに機能性を付加するための加工を加えればさらに高くなりますし、ガラスだけでなく窓のサッシごと交換するようなケースであれば工事費用の総額はさらに上がることになります。

しかし、機能性にすぐれた省エネ建材であるローイーガラスは、国がその普及に注力しており、一定の条件を満たしたローイーガラスの導入では補助金の交付を受けることができるのです。

補助を受けるためには、使用するローイーガラスが「既築住宅における高性能建材導入促進事業」の補助対象製品に該当することをはじめとして、さまざまな条件を満たす必要があります。工事を依頼する会社やガラスメーカーに問い合わせるなどして、詳細を確認しておくといいでしょう。

そのほか、リフォームの内容によっては、自治体が独自に設定した助成金などを受けられることもあります。施工前に自治体の窓口で聞いてみましょう。

おわりに

昨今の住宅では大きな窓ガラスも人気を集めるなど、家に明るさや開放感をもたらす窓は重要な存在です。その窓が、すぐれた断熱性能と遮熱性能による省エネ効果、結露防止や紫外線カット効果などを備えていたら、家での暮らしがさらに快適になることは間違いありません。ローイーガラスの人気もうなずけます。

とはいえ、気になるのは、ローイーガラスの費用の高さ。費用対効果をどう見るかが導入判断の分かれ目と言えますが、そこで国や地方自治体から補助金の交付を受けることができれば、ローイーガラス導入のハードルもぐっと低くなるでしょう。