• TOP
  • 住宅購入
  • リフォーム・リノベーション
  • お金・制度
  • 地域紹介
  • コラム
マイホームブック(byスターフォレスト) > 不動産売買お役立ち > 古民家をリノベーションして住むメリットとデメリットを徹底比較

2018-01-05

古民家をリノベーションして住むメリットとデメリットを徹底比較

shutterstock_534343477


住宅を買おうと考える方の多くが新築物件に目を向けるなかで、近年注目を集めているのが「古民家再生」です。

新築物件には新築ならではのよさがあるように、築100年を超えるような古民家にも、古民家ならではのよさがあるのです。

とはいえ、古民家にはまた、デメリットがあることも事実です。せっかく手に入れた住宅が、購入してから「こんなはずでは」と後悔するのでは取り返しがつきません。

そのようなことのないよう、古民家をリノベーションして住まいとすることのメリットとデメリットをよく理解しておきましょう。

近年、古民家再生が注目されている

最近、「古民家再生」「古民家リノベーション」といった言葉がよく聞かれるようになりました。

これは、日本にある昔ながらの住宅に、現代の生活に合わせたリノベーションを施すことで、雰囲気のある民家のたたずまいを残しながら快適な暮らしを送ることができるようにしたものです。

古民家再生は、和風な住宅をベースにして自分や家族の好みや便利な設備を詰め込んだこだわりの家がほしいという方や、親族から受け継いだ歴史ある家を大切に生かしながら快適に住まうことのできる家にしたいと考える方などに好評で、リノベーションを前提として古民家を探す方も増えています。

古民家をリノベーションして住むメリット

古民家をリノベーションして住むことには、いろいろなメリットがあります。

資材の面だけでも、古民家の柱や梁などに使われているヒノキやケヤキなどは強度が高くなる時期を迎えていることが多く資材の強度には定評があること、木材や漆喰などの自然素材が使われていてシックハウス症候群対策になるほか、高温多湿の日本の気候に適していることなどが挙げられます。

費用面では、築浅の物件に比べて購入費用を抑えられること、新築物件を建てるよりも固定資産税を軽減できることなどのメリットがあり、リノベーション費用をかけても金銭的メリットを享受できることが少なくありません。

何より、古民家には、新築物件にはない情緒があり、リノベーションを施すことで年代を感じさせながら快適なオンリーワンの住宅を得ることができます。

shutterstock_16260898

古民家をリノベーションして住むデメリット

一方で、古民家にはリノベーションでも解消しきれないデメリットが生じることもあります。

よくいわれるのは、断熱性が低いことです。古民家は、夏は涼しく過ごしやすいものの、断熱材も使われておらず気密性もないに等しく、冬は寒さを感じやすいのです。

暖房を使っても暖かい空気が高い天井の上部へ逃げてしまいがちで、光熱費がかさんでしまうことも。

また、資材に強度があるとはいえ構造は古いものであり、耐震性に不安があることもあります。心配であれば、専門家による耐震診断を検討しましょう。

そして、古民家はリノベーションを前提として購入するわけですが、状態次第では住むための修繕も多く生じるため、そのリノベーションに予想以上に費用がかかることもあるのです。

住みはじめてからも、築浅の物件に比べれば修繕費はかさむと覚悟しておいたほうがいいでしょう。

管理が行き届いている古民家が狙い目

そのほかにも、東京都心などの大都市には古民家物件がどうしても少ないこと、虫の出現は覚悟しておいたほうがいいことなど、古民家での暮らしを考えるにあたってはデメリットも軽視できません。

それでも、その情緒的な雰囲気に暮らすことのできる古民家には、得難い利点もあります。

メリットとデメリットを比較したうえで、「それでも古民家がいい!」と希望する方は、管理が行き届いた物件を探してみましょう。

同じように築年数が経過していても、きちんと管理して手を入れている物件とそうでない物件では、家や設備の傷み度合いが格段に違います。古民家のメリットを最大限に享受するには、適切に管理された物件を選ぶようにしましょう。

おわりに

2015年に施行された空き家対策特別措置法によって、空き家を所有しているだけでも固定資産税がかかるようになっています。

古民家再生の流れの背景には、こうした状況の変化も後押ししているのかもしれません。昔ながらの木造建築が醸し出すぬくもりと、現代の設備や間取りならではの快適性を両立させ、独自の住宅にすることができるのは、古民家再生ならではといえるでしょう。