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マイホームブック(byスターフォレスト) > 団地暮らしコラム > 再ブレイク中! 団地暮らしの魅力と引っ越す前に知っておきたい団地の暮らしについて

2019-03-07

再ブレイク中! 団地暮らしの魅力と引っ越す前に知っておきたい団地の暮らしについて

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今、「団地」が再注目されているのは知っていますか?
老朽化が進んで古くなっている建物という側面もあり、その団地が改めて見直され、注目を集めているのです。

団地で暮らすことの魅力には、いったいどのようなものがあるのでしょうか。反対に、団地での暮らしにはデメリットもあります。そして、団地を蘇らせる“世代交代”とは…。実際に引っ越しを考える前に、団地についてより詳しく理解しておきましょう!

団地の魅力とは?

「団地」といえば、昭和の時代を象徴する光景のひとつでしょう。そのイメージとしては、古き良き時代を思い起こさせるどこか懐かしい光景でもありますね。
そんな団地には、どのようなメリットがあるのか詳しくみていきましょう。

日当たり・風通し抜群!

団地の魅力の代表的なものとしては、広い敷地にゆったりした設計で建てられているという点があります。ほかの住宅に囲まれたような圧迫感のある環境とは異なり、団地では日当たりや風通しを確保しやすいのは大きなメリットです。

子どもが安全に遊べる環境

敷地内には緑や公園も多く、自然や遊びを楽しめるのもメリットです。小さいお子さんがいるご家庭でも、敷地の中で住民の目が行き届いた環境で遊ばせることができます。

建て替え費用の融通がきく

建ぺい率や容積率にも余裕があるため、将来的に建て替えの必要に迫られることがあっても、高層化によって戸数を増やしその売却益で建て替え費用をまかなうといったことも可能になります。

地震に強い性質

築数十年が経過したような団地では耐震性に不安を感じるかもしれませんが、壁式構造であることの多い団地はもともと地震に強い性質があります。1981年以降の建築ならば新耐震基準に基づいており、その点でも安心感があります。

飽きのこないシンプルなデザイン

一切のむだを排除したシンプルなデザイン、給水塔や公団型ポストなどの設備は昔の団地ならではの光景で、団地が注目を集めているポイントの一つにもなっています。

団地に住むデメリットとは?

そのように魅力の多い団地ですが、実際に住むとなるとデメリットもあります。

階段の昇り降りがつらい

戦後や高度経済成長期に建てられた団地は5階建て・エレベーターなしの建物が多く、昇り降りに不便を感じることも少なくありません。高齢者や足が不自由な方の場合、階段がつらく感じることもあるでしょう。

見えない毒、アスベスト含有の恐れがある

築数十年が経過しているような古い団地ではアスベストが使用可能であった時代のものも多く、建物の共用部分をはじめさまざまなところでアスベストが使われていた可能性があります。

建て替えにともなう資産価値の低下

それだけ古い物件であれば建物の修繕状況も注意が必要ですし、近い将来建て替えが必要になる可能性も視野に入れておく必要があるでしょう。そうした点は資産価値の低下にもつながり、団地の購入を考えるうえでは影響の大きい要素となります。

ご近所トラブル

そのほか、生活音が響くため騒音トラブルの懸念がある、役員活動や清掃への協力が求められるなどもデメリットでしょう。また、団地の構造上、どうしても、夏や冬の気温をつらく感じやすいといったデメリットも考えられます。

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団地も世代交代の時代?

昭和の時代、日本の各地に数多く建てられた団地は、戦後の住宅不足を解消する対策として重宝されました。近代的なスタイルを備えた高度経済成長期の団地に住むことは“一種のステータス”ともなり、多くの入居者を集めたのです。

しかし、それから数十年が経過した今、数々の団地で少子高齢化や過疎化の問題が発生。かつてはニュータウンとも称された郊外の住宅地が、今では“オールドタウン”と形容されることも珍しくないのが実状です。

そうした状況を踏まえ、近年さまざまな団地で行われているのが、若い世代の流入を促進する「団地再生」の取り組みです。

誰もが暮らしやすい“街”へ。団地再生とは?

たとえば、住宅を供給する団体と民間企業などが連携して団地内の空室にリフォーム・リノベーションを施し、住みやすい間取りや生活に便利な設備を導入して、入居者を集めるような取り組みがあります。

また、都市再生機構(UR都市機構)が提供する「UR-DIY」のように、賃貸の団地でありながら退去時の原状回復義務が免除され、入居者がリフォーム・リノベーションできるような物件も。

商業施設や保育園、デイサービスなどを充実させたり、団地内のコミュニティ活動を活発にして住民の交流を活性化させたりすることで、団地を暮らしやすい“街”にしていく取り組みも興味深い一例です。

おわりに

かつて大量に建設された団地は今では老朽化が進み、日本で起こっている少子高齢化や過疎化といった問題が凝縮した住宅群ととらえられることもあります。確かに、団地暮らしにはデメリットもあります。

しかしながら、団地再生の取り組みなどを通じて団地が“復活”を遂げ、団地のメリットに注目が集まっているのは見逃せないポイントです。メリットもデメリットもある団地暮らしは、その性質を十分に理解したうえで検討する必要があります。


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