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マイホームブック(byスターフォレスト) > 不動産売買お役立ち > 火事に強い素材があるって本当?防火素材や防火構造について徹底解説します

2019-08-28

最終更新日:2019-08-28

火事に強い素材があるって本当?防火素材や防火構造について徹底解説します

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  • 火事に強い素材ってあるの?

火事というものは日常的に発生していて、注意をしていても確実に防ぐことはできません。しかし、火事に強い素材を使えば、万が一の時に被害を最小限に抑えることが可能です。
本稿では、火事に強い素材があるのか、といったことや防火構造について詳しく確認していきます。

火事に強い木の素材があるって知っていましたか?

火事に強い素材についてまとめると以下のようになります。

  • 火事に強い素材は存在する
  • 身近な素材としては意外にも「木」が火に強い!

燃えやすいとされる「木」は意外にも火事に強いのです。詳しく確認していきましょう。

火事に強い素材は存在する

日本では年間に約6万件の火災が発生しています。これを365日24時間で割ると、1日あたり12分に1件の割合で火災が発生していることになります。このことからも火事は身近な災害であり、決して、他人事ではないことがわかるでしょう。
さて、火事は完全には防ぐことができませんが、実は、火事に強い素材は存在しているのです。
たとえば、鉄やアルミニウムなどの金属素材は800℃までの熱に耐えることができます。さらに、コンクリートは1000℃を超える熱にも耐え続け、その強度を失うことがありません。

身近な素材としては意外にも「木」が火に強い!

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火事に強い素材は存在しています。そして、身近な素材の一つである「木材」も火事に強い素材の一つなのです。
焚火などのイメージがあるので、木材は火事に弱いと誤解されがちですが、実は火事にとても強いのです! 焚火などに使われる木材は細いのですが、住宅などに使われる木材は非常に太いです。
火事が発生して、強い火にさらされれば木材は燃えてしまうのですが、燃えるのは実は表面のみなのです。そして、燃えてしまった表面が炭化することで酸素を遮断する効果のある炭化層を形成します。炭化層が酸素を遮断するので逆に内部まで燃えにくくなり、強度が保たれたままになるのです。

防火素材の種類についても知っておこう

火事に強い素材は、木材以外にも存在しています。そして、それらの素材は火災のときにどれくらいの時間火に耐えることができるかによって、不燃材料・準不燃材料・難燃材料にわけられます。これら三つに分類される素材は、火事のときに燃えにくいだけでなく、亀裂などの有害な損傷が生じず、有害な煙やガスが発生しない点に特徴があります。
これら3つの種類の防火素材について確認しておきましょう。

不燃材料

不燃材料とは、20分間は火に耐えることができる素材のことです。コンクリート、鋼材、瓦、レンガ、モルタル、漆喰、ガラスなどの素材があげられます。この中でも、漆喰は特に火に強く、デザイン性に優れていることから人気です。
これらの材料は、外壁に使われたり火が出やすいキッチンに使われたりします。

準不燃材料

準不燃材料とは、10分間は火に耐えることができる素材のことです。厚さ9㎜以上の石膏ボード、厚さ15㎜以上の木毛セメント板などが素材としてあげられます。
住宅を作る際に、キッチンといった火を扱う部屋の内装は、不燃材料かこれらの準不燃材料を使わなければならないという取り決めがあります。
そのため、これらの素材はキッチンの内装に使われることが多いです。

難燃材料とは

難燃材料とは、5分間は火に耐えることができる素材のことです。難燃合板、難燃繊維板、難燃プラスチック板などが素材としてはあげられます。難燃材料は火に強い素材の中では、最もグレードが低いですが、プラスチック板といった難燃材料は環境や人に優しい特徴もあり、この点で人気です。

火事から守ってくれる防火構造とは?

防火構造とは、外壁や軒裏に防火性の高い素材を使った構造のことです。
火災の原因は大きく2パターンにわけることができます。1つ目は、キッチンなどの内側から燃えるタイプの火災。2つ目は近隣の住宅などで火事が発生し、その火が自分の家に燃え移って外側から燃える火災。
近隣住宅と距離が近い建物の場合、近隣からの火によって外側から火事になるケースが非常に多いのです! 防火構造は外壁などを燃えにくくする構造ですから、この外側からの火災を防いだり被害を少なくしたりしてくれます。
加えて、外壁にだけ火に強い素材を使えばいいので、防火構造は比較的安い費用で防火対策ができる点が魅力といえます。

防火構造の種類は大きく3つ!

防火構造とは、外壁などを燃えにくい素材で塗り固めた構造のことです。防火構造は、外壁を何で塗り固めるかによって、種類わけすることができます。代表的な防火構造の塗りの種類としては以下の3つです。

鉄骨モルタル塗りによる防火構造

モルタルとは、水とセメントと砂を混ぜ合わせた素材のことです。意匠性に優れていて、仕上げ方もさまざまなので自分好みの外壁にすることが可能という点に特徴があります。

漆喰塗りによる防火構造

漆喰とは、水酸化カルシウムを主原料とした素材のことです。漆喰塗りは古くから防火性に注目されていてお城や武家屋敷の壁に使われることが多くありました。
白く美しいデザイン性に優れている素材で、防火構造としての機能性だけでなく、おしゃれな雰囲気も楽しめる点が特徴です。

土塗りによる防火構造

土塗りとは、その名の通り土を使った塗のことです。土は、天然の素材ですから環境や人体に優しいという特徴があります。防火だけでなく、蓄熱・調湿・防音といった作用もある点が魅力的な構造といえます。

おわりに 家を建てるなら火災対策もしっかりとしよう!

火災は決して他人ごとではなく、誰にでも起こりえます。自分は注意していても近隣の火事のもらい火によって、火災が発生する可能性もあるのです。
火災を完全に防ぐことはできません。しかし、火事に強い素材を選んで、防火構造として活用することで、火災が起きても被害を最小限にすることができます。
家族の安全のためにも、新築やリフォームの際には火事に強い素材を自宅に取り入れてみてはいかがでしょうか。


最終更新日:2019-08-28

 

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